さいきんの70代は、むかしの70代とはまったく違う!(・・?

【PR】

■いまの70代は、かつての70代とはまったく違う

老後生活

日本人にとっては今後、70代の生き方が、老後生活において非常に重要になってくると思いませんか?

70代の生き方が、その後、要介護となる時期を遅らせて、生き生きとした生活をどれだけ持続できるかということに、大きくかかわっているんではないでしょうか?

なぜ、70代の生活がその人の晩年のあり方を左右するようになってきたのか、まずはそこから記事を書き始めようと思います。

戦前生まれの人

現在の70代の人たちは、戦前生まれの人が70代になった頃と比べて、格段に若々しく、元気になってきましたよね。

戦後の大幅な出生人口増加期に生まれた団塊の世代(1947~1949年生まれ)の人たちも、2020年にはみな70代になっていますが、この団塊の世代に代表される現在の70代は、少し前までの70代の人とは、大きく違います。

身体の健康度

身体の健康度、若々しさがまったく違うと思います。   たとえば1980年当時、60代後半、つまり65~69歳の人のおよそ10%近くの人が普通に歩行することができませんでした。

しかし、2000年には、正常歩行できない人が2~3%に激減していると言われているようです。

かつての70代はそれなりによぼよぼしていましたが、いまの70代はまだまだ元気な人が多く、10歳くらい、いやそれ以上に若返ったような印象がします。

このような元気な70代が増えた理由には、第2次世界大戦後の栄養状態の改善が挙げられるようです。

戦後の食糧難にあえぐ日本に、アメリカから余った脱脂粉乳が大量に送り込まれましたが、このころから日本人の栄養状態が改善されました。

成長期の栄養状態が改善したことで、日本人の寿命は延び、体格もよくなり、現在の若々しい元気な高齢者を出現させていますね。

ストレプトマイシンという抗生物質

戦後の結核の撲滅については、ストレプトマイシンという抗生物質のおかげだと考えている人も多くいますが、実際はタンパク質を多くとるような栄養状態の改善が、免疫力の向上をもたらしたことによって可能となったのが真相らしいですよ。

そもそもストレプトマイシンは結核になってからの治療薬であって、それが結核を激減させた理由にはなりません。結核を予防するBCG接種も、開始されたのは1950年ころかららしいです。

赤ちゃんのときに接種して、その効果で結核が減るとしても、統計に現れてくるのは少なくとも赤ちゃんが成長した10 年後くらい、1960年代くらいからになったとも言われているようです。

しかし、結核の減少は、1947年くらいから始まっています。これは、アメリカからの支援物資による栄養状態の改善時期と一致しています。

戦前の日本人

戦前の日本人も摂取カロリーでいえば、それなりにとっていましたが、タンパク質は驚くほどとっていませんでした。そのため免疫力が低く、結核で亡くなる人が非常に多かったと言われています。

それが戦後の栄養状態改善で結核が減り、若いときに死ぬ人が激減したようです。これによって平均寿命が一気に延びたのです。

若くして亡くなる人を減らすことが、平均寿命を延ばす大きな要因になったとも言われているようです。

まとめ

日頃より食生活だったり規則正しい生活、軽い運動などを行なっている方たちが多くなってきて、元気な人たちがいっぱいになってきたんでしょうね(๑>◡<๑)
error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました